このレッスンでできるようになること
Grok(グロック)は、質問やお願いを文章で送ると、AIが返事をするサービスです。AIとは「人工知能」の略で、ここでは、言葉を扱って説明や文章作りを手伝うコンピューターの仕組み、と考えてください。人間の担当者と会話しているわけではありません。このレッスンでは、Grokを初めて知った人が、使う場所を選び、日本語で一つ質問できるところまで進みます。特別な機器やプログラミングの知識は必要ありません。
1.Grokで何ができるの?
たとえば「この言葉をやさしく説明して」「お礼のメールを考えて」「夕食の献立を三つ提案して」と頼めます。最初の返事が難しければ「もっと短く」「小学生にも分かる言葉で」と続けて伝えられます。このように、文章を送り合うやり取りを「チャット」と呼びます。
検索サイトでは、見つかったページを自分で開いて調べます。Grokでは、質問に対して文章で返事を受け取り、追加の質問をしながら考えを整理できます。ただし、AIの回答には間違いや古い情報が混ざることがあります。自然な文章で書かれていても、日付や金額などは元の資料で確かめましょう。
画像を作る、声で話す、資料を読み取るといった使い方もあります。最初からすべて覚える必要はありません。まずは、自分で正しさを確かめやすい短い相談を一つ試すのがおすすめです。
2.どこで使える? 主な入口は三つ
公式サイトで使う:パソコンやスマートフォンで、Grok公式サイト(grok.com)を開きます。Webサイトを見るためのアプリを「ブラウザー」といい、Chromeなどが該当します。パソコンで文章を読みながら試したい人には、この入口が分かりやすいでしょう。
スマートフォンの専用アプリで使う:iPhone向けとAndroid向けのGrokアプリがあります。普段からスマートフォンで使いたい人向けです。公式のGrok紹介ページから、自分の端末に合うアプリの案内へ進みます。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playというアプリ配布サービスを使います。同じ名前に見える別のアプリもあり得るため、公式サイトの案内から選ぶと確認しやすくなります。
Xの中で使う:X(旧Twitter)は、短い文章や画像などを投稿するサービスです。XのWebサイトやiPhone・AndroidアプリにもGrokの入口があります。すでにXを使っている人は、メニューの「Grok」から利用できます。表示位置は端末や画面によって異なります。X公式ヘルプのGrok案内でも確認できます。
専用のGrokアプリとXアプリは別のアプリです。また、入口が違えば、表示や使える機能、利用条件が同じとは限りません。Xを使っていない人が、Grokを知るために先にXの投稿方法まで覚える必要はありません。迷ったら、このガイドでは公式サイトから始めることを勧めます。
3.公式サイトで最初の質問を送る
- 上の「Grok公式サイト」のリンクを開き、アドレスがgrok.comになっていることを確認します。
- ログインや登録を求められたら、画面で案内される方法を選びます。アカウントとは、あなたの利用情報を管理するための登録です。すでに登録済みなら、同じ方法でログインします。
- 質問を書く入力欄を探し、下の練習用の依頼文を貼り付けます。入力欄に書く質問やお願いを「プロンプト」と呼ぶこともありますが、普通の日本語で構いません。
- 画面の送信ボタンを押し、返事を読みます。難しい言葉があれば、その言葉を挙げて説明し直してもらいます。
このガイドの「依頼文をコピー」を押すと、下の文章をコピーできます。Grokの入力欄で、パソコンなら右クリックなどのメニュー、スマートフォンなら入力欄の長押しから「貼り付け」を選びます。コピーしただけではGrokに送られないので、貼り付けた内容を読んでから送信してください。
期待する結果は、条件に合う献立が三つ、必要な食材と作り方付きで返ることです。たとえば時間のかかる料理が出たら「もっと短時間で作れる案に変えて」と伝えます。依頼文は試し方を示す本ガイドの例であり、毎回同じ回答になるものではありません。
4.お金はかかる? 何を入力してよい?
Grokには無料で始められる範囲と、有料のプランがあります。「プラン」は利用できる機能や料金をまとめた契約の種類です。最初の練習では、画面で利用できる無料の範囲を確認しましょう。有料の案内が出ても、内容を理解しないまま購入する必要はありません。
利用回数や使える機能、料金は変わることがあるため、このページでは固定の回数や金額を約束しません。契約する場合は、料金、更新の間隔、解約方法、使うアカウントを確認します。詳しくは入門の料金・モデル・利用制限のレッスンで学びます。
最初は本名や住所、パスワード、会社の秘密を含まない内容で練習します。料理の例でも、家族の名前や住所を伝える必要はありません。仕事で使うときは、勤務先が認めた使い方と入力範囲を確認してください。
利用量を確認する画面の例です。使い始めたら、現在の使用状況を確認してみましょう。
5.BotやAPIは、慣れてからで大丈夫
このサイトでは、継続する作業を任せる「Grok Bot」、開発を支援する「Grok Build」、自分のアプリにGrokの機能を組み込む「API」も扱います。これらは後のコースで学べるため、最初の会話に必要な設定として全部を用意する必要はありません。
まずは文章で一つ頼み、返事を読み、直してほしい点を伝える。この流れを経験すると、画像作りや仕事への活用も考えやすくなります。次のレッスンでは、短い案内文を題材に、条件を伝えて下書きを完成させます。
実践課題と完了チェック
公式サイト、専用アプリ、Xの中から使う入口を一つ選び、上の依頼文を試してください。Grokを開く場所が分かる、返事を一つ読める、追加のお願いを一回送れる、という三点ができれば完了です。登録などで止まった場合は、どの画面で止まったかをメモし、パスワードを含めずに確認しましょう。


